高校時代の話
自分の通う高校は勉強だけでなく スポーツにとても力を入れる学校で色々な部活がとても活躍している
友人Kもサッカー部のエース的存在でイケメンだけど嫌味がなく性格も正々堂々しててハッキリしてる
そう僕の親友でもあった
自分の学校で一番恐れられている先生が
体育のマリオ先生
マリオというのは鼻の下にマリオみたいなヒゲをはやしていたのでマリオ先生とあだ名でいっていた
マリオ先生はとても授業が厳しく
人の悪口を言ったり嘘の噂を流すような生徒には容赦なく厳しく怒る
どんなに優秀で評判のいい生徒でも関係なく厳しい
だからみんなからとても恐れられていた
しかしながら、自分はというと体育委員にも立候補したくらい そのマリオ先生が大好きで友人Kもマリオ先生が大好きだった
理由としては厳しいんだけどとても公平だし できの悪い自分にも本気でぶつかってくれるし 評判とかでなく自分の目でみたことで判断する
そうくだらない小細工なんかで判断しない先生だから、本当大好きだった
自分自身ができが悪いので嘘で人を操作したりすることもできない脳筋だったから余計に好きだったのかもしれない
いつも体育が終わると僕とKはマリオ先生が大好きなので
運動場から学校に戻る時はいつも先生のそばに行ってしゃべりながら学校へ帰っていた
みんなからは物好きだなぁとかよくこわくないなぁとか言われてたけど
確かに厳しいけど普段から怒るわけでもなく 普通に会話する分には凄く優しいし
何より楽しかったから体育が終わると先生と会話するのが日課になっていた
そんなある日、いつものように体育が終わりマリオ先生、自分、Kと帰っていると
ブーーンていう不快な音がした
その方向を見るとスズメバチ?なのかわからないがとにかくデカいハチがそこにいた
そうすぐ頭の近くをボバリングしていた 凄い恐怖であった
だから俺とKはハチを見るとギャーーーってデカい声を出して
その場から走って逃げた
うわぁああああみたいな感じでw
そんな中マリオ先生はその場に立ち止まっていた
しばらくして
僕とKが「やっぱマリオ先生はすげえええ男だハチくらいで微動だにしない」と言いながら
先生の近くにかけよったら
先生が体震えながら もう携帯のバイブ機能かというくらいの感じで
頭と足もブルブルふるわして
「お・お・お前ら無事か刺されなかったか?」
と下唇まで震わしながら聞いてくれた
Kと二人で先生が一番びびってるじゃないか
ビビって動けなかっただけかぁとその場で爆笑したが
やっぱりそんな中でも俺たちを心配してくれるマリオ先生は今でも尊敬してるし
大好きであるそんなお話でした☆
ちからっち◆6G3kFeYvP0oE (2014/06/04 Wed 11:19:57) ID:yYTc0NjgwZGU PC